導入事例
電子マーカーに感動!図面も写真もiPadで持ち運び
仲本建設株式会社
- 所在地
- 沖縄県沖縄市
- ウェブサイト
- https://www.nakamoto-kk.co.jp/
導入背景
- 紙ベースの自主管理。
- 配筋検査の準備が大変。
- 施工管理をデジタル化したい。
- 工事成績アップを図りたい。
- 検査準備で紙の印刷が無くなった。
- チューブの設置・片付けが不要になった。
- 図面を持ち歩くことが無くなった。
- 写真管理の時間が短縮された。
紙だらけの検査前が激変。検査前の印刷は不要に
「PRODOUGU LT」を使い始めてiPadが手放せなくなりました。「PRODOUGU LT」導入前からiPadは所有していましたが、今では図面から写真までiPad1台で管理しています。施工管理をデジタル化しようと検討を始めたきっかけですが、我が社は主に公共の営繕工事の施工を行っておりまして、一昨年程前に、発注者から社内基準について聞かれたことがありました。当時は、紙ベースの自主検査しか行っていませんでしたので、工事成績アップを見据えて、施工管理のデジタル化が必要だと感じ、検討し始めたのがシステム導入を検討するきっかけです。沖縄県では、営繕工事でも電子納品を実施していますので、我が社も電子納品システムは導入済みでしたが、日頃の図面や書類は紙での管理が主流で、机に図面や書類を広げて、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、紙だらけの状態でした。だから検査準備は大変でしたね。「PRODOUGU LT」は伏図の切り出しが行えて、検査に必要な図面はiPadで持ち出せるので、わざわざ検査前に図面や書類を印刷することがなくなりました。
システム導入を検討するに当たっては、他メーカーのシステムも比較検討しました。公共工事を主体として仕事をしている我が社では、公共工事の電子納品に対応できることが必須条件でしたが、建築工事向けの施工管理システムの多くは、民間工事向けのシステムが多く、その点「PRODOUGU LT」では、CALSモードの撮影に対応していますし、写真の電子納品システムに連動できることが導入の決め手となりました。(工事部 工事長 仲宗根氏)
電子マーカーに感動!写真撮影時間が大幅短縮
まず感動したのは、配筋検査ですね。写真に電子マーカーが配置できるので、検査前の事前準備も要らず、配筋の写真撮影時間が大幅に短縮しました。以前は、チューブを配筋の目印として設置するところから始まり、撮影後には片付けも行っていましたからね。それに検査で必要となる図面の準備も一苦労でした。準備した図面は印刷して現場に持ち込んでいましたが、雨の時は濡れてしまうので、ラミネート加工をして雨天対策をしてから検査に臨んでいました。今では、「PRODOUGU LT」のおかげで、重たい図面を持って出ることはなくなりましたよ。公共工事の図面は、製本にして6cmくらいの厚さになることもあって、これがiPad1台持っていくだけですから、非常に助かっています。
時間を有効利用。設定代行サービスで仕事にゆとりが生まれた
現在施工中の工事では、設定代行サービスも利用しました。当初は自分で設定まで行うつもりだったのですが、仕事が重なるとなかなか検査準備のための設定に充てる時間すら厳しくなってきたので。実際、多岐に渡る施工管理業務を行っていると、時間が取れなくなるケースは施工管理技士の皆さん経験されているのではないでしょうか。そんな中で、設定代行サービスが準備されていて本当に助かりました。忙しくなると、どこで時間を稼ぐかが重要になってくるので、有料のサービスですが、こういったサービスが準備されていることは、いざという時に安心できますよね。オペレーターの方に直接細かな指示もできるので、任せられるところは任せて、他の業務に時間を掛けることができました。仕上げ検査の設定も先月納品してもらったので、遅滞なく検査に臨むことができそうです。