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導入事例

水道設備の専門性を高め、施工管理をひとつに集約

有限会社谷中設備工業

所在地
広島県三次市

導入背景

課題
  1. 水道関係のイラスト探しや、施工方法の作成に時間を要している
  2. 安全書類は毎回、汎用ソフトを駆使して作成
  3. 工期変更があった場合、工程の修正作業をExcelで行っている
効果
  1. 水道専用のイラストや施工方法により、見た目と専門性がアップ
  2. 会社や技術者を登録し、情報が反映された安全書類を作成
  3. 変更履歴が作成でき、細かな作業を省略して工程を修正

これまでなかった『水道に特化』した施工方法や部品を使用

「施工計画作成支援システム」は、もともと土木がメインで施工方法やイラストが搭載されていましたが、「水道・機械設備オプション」の存在を知り、これは使えると思いました。すぐに会社にお願いし導入を決めました。現在では、施工計画書に関しては全員がソフトを使用し作成しています。
「水道・機械設備オプション」機能には、水道に特化した施工方法やイラストが豊富にあり、そこから選んで貼り付けるだけで専用の書類が仕上がります。これまでは、ネットで探したりしていたのですが、水道専用となるとなかなかいいものがなく、CADやExcelを駆使して作成するしか方法がありませんでした。イラスト付きの書類は見るだけで様子が伝わりますし、元請け業者さんや発注者からもそこを求められることが多々あります。
当社としてもなるべく時間をかけずに作成したいので、ソフトをうまく利用しています。また、配管部品なども細かな内容が入っていますのでそのまま使用できています。建屋の現場がないと使用機会がありませんが、施工要領図に関しても探して使えると判断したものは張り付けています。

水道に特化した機能を使い、見るだけでも分かる書類に

会社や人を『マスター登録』することで、安全書類に反映

施工体制に関しては、元請、1次請け、2次請けと会社情報と技術者の登録を行っています。これまで工事が始まるごとにExcelで手入力作業をしていましたが、「安全管理サイガード」に『施工体制』の機能がありますので、ツリーに当てはめて出力するだけで施工体制台帳が作成できます。さらに、『資格管理』『健康診断』『保険加入状況』など、技術者の情報管理にも役立てています。

登録した会社、技術者情報は書類に反映される

道路使用許可の『規制図機能』には道路やコーンなどのイラストも入っていますし、看板に関しては、文字も打ち換えられるので、現場にあった交通規制図を作成することができます。作成時間に関しては張り付けや、大きさを変えるたりする程度なので、半日くらいで完成することができました。「安全管理サイガード」は、まだ全員が使用するまでには至っていません。他の技術者にも便利さを伝えることが出来るように今後も覚えていきたいと思います。

看板や警備員のイラストを使用した交通規制図

バーチャート作成から工程表出力までを一つのソフトで完結

今回の工事に関しては、電気・機械・本体の3つに分けて積算していたため、積算データの取り込み機能を使用することは難しい部分がありました。ただし、工程管理に必要な工種分けは細かく行う必要はありませんでしたので、「工程管理システム」上で入力しました。それぞれの工種にバーを引いて組めば計画工程は簡単に出来上がります。また、工期延長になった場合は、『変更履歴』機能で対応しています。今回のような複数業種を行う工事でも柔軟に工程変更を行うことができました。
進捗管理では毎月、『履行報告書』を提出しています。また、発注者へ提出する工程表に関しては、契約時と施工中のものが必要になります。それぞれ、プレビューを分けて印刷できるようにしています。以前は、ExcelとJW-CADを駆使し、苦労して作成していましたし、工期が延びたりすると、工程表の修正に相当な時間を要していました。
工期延長が起こった場合でも、工程全体のズレをソフト内で自動計算できるので、そこにかける時間が大幅に減りました。また、文字の配置や微調整などExcelに出力して行う必要は現状ありません。『工程管理システム』のみの作業で問題なく提出できています。

進捗管理、履行報告書、週間工程表まで1ソフトで提出している
工期変更で発生する修正は『変更履歴』の登録で自動計算が行える

「水道・機械設備オプション」機能を本格的に使用したのは、今回で2現場目になります。以前と比べると「デキスパート」の中で完結できる部分が増えました。電子小黒板アプリ「Sitebox」は一人しか使用していませんが、現場から戻って会社で行う作業が明らかに減ってきています。今では、緊急なことなどが起きなければ、17時~18時くらいには会社を出て帰宅できます。KENTEMさんには、これまで以上に専門性に特化した機能を期待していますし、私たちとしても、全員がすべてのソフトを使えるように社内で便利さを共有できたらと思っています。

今回お話を伺った、谷中様、渋谷様、松川様

導入いただいた製品

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