導入事例
若い技術者でも安心して任せられる
株式会社大竹組
- 所在地
- 徳島県海部郡
- 会社規模
- -
- ウェブサイト
- http://www.otake.co.jp/
導入背景
3D施工データの活用を目指していたが、若い技術者は、経験が浅く不安があった。
「杭ナビ(LN-100)」の圧倒的なスピードと、「快測ナビ」の「どこでもナビ」機能のおかげで、若い技術者でも十分任せられた。今では、40代後半の技術者が、若い20代の技術者に教えてもらっています。
i-Construction事例 Movie
大竹組様が「杭ナビ(LN-100)」と「快測ナビ」を導入するに至った経緯や導入後のメリットなどが、動画で紹介されています。ぜひ、ご覧ください。
※動画制作・提供:株式会社トプコン
※「杭ナビ(LN-100)」に関しては、株式会社トプコンにお問い合わせください。
積極的に3D施工データの活用を目指す
1年程前から現場で不足しているトータルステーションの導入を検討していました。トプコン社のカタログに小さく載っていた「杭ナビ(LN-100)」を見て、ワンマン施工ができるということで、普段から付き合っているトプコン社の販売店にデモ依頼をしました。
最初はトプコン社から提供された無償のアンドロイドアプリ「TopLayout」を使用して地盤改良工事で改良範囲の境界杭の復元に使用していました。実際に使わせたのが20代の若い技術者2人で、測量スキルには不安がありました。しかし、「杭ナビ」の圧倒的なスピードがあれば十分に使いこなせることがわかりました。ただ、単なる座標測設作業だけではもったいないと感じ、その頃から積極的に3D施工データの活用を目指していましたので、この3D施工データを扱えるソフトはないかと探していました。
そんな中、目に留まったのが建設システムのHPで公開されていた「快測ナビ」の「どこでもナビ機能」の紹介動画です。これを見た時、“これだ!これなら土木測量スキルが浅く、若い技術者でも楽に扱え、技術力を高めるには画期的なツールになる!”と感じました。
「どこでもナビ」機能に、驚き、感動しました!
早速、建設システムの営業マンを呼び、実際の現場の3D施工データを読み込ませて現場でデモをしてもらいました。
この「どこでもナビ」機能を見て驚きました。「どこでもナビ」の名の通り、測点がどこでもミリ単位で変化し、横断形状をリアルタイムに表示することができました。久しぶりに感動しました!
早速「快測ナビ」と「タフパッド」を1台導入して若い技術者に使わせました。その後、県道の工事を受注し、ここでも使用したいと要望を受け、2台目を購入。さらに次の現場、そして次の現場と、あっという間に「杭ナビ」と「快測ナビ」が4台フル稼働する状態となりました。今では逆に熟練の40代後半の技術者が、若い20代の技術者に教えてもらいながらそのメリットを感じています。
「どこでもナビ」のメリット
- 3D施工データがあれば面倒な計算がいらない。
- 現場作業が少なくとも3倍以上効率化される。
- 測量経験が浅い若い技術者にも安心して任せることができる。
- 測量作業時の手間の作業員が不要(工期180日の道路工事において60人工のコスト削減=100万以上)
- いつでも、どこでも自分が知りたい時、チェックしたい時、作業したい時にワンマンで作業できる。
- 丁張作業において確実な設置と劇的なスピードアップが実現し、重機オペレーターにどこでも指示や答えが瞬時にできる。
- 出来映え・出来高を常にワンマンチェックできる。
- 測点管理は技術者、測点間の任意箇所は作業員の人たちが確実な施工ができる。
若い技術者たちに、かんたんに取り組めるスマート施工を
まだ十分に3D施工データを使いこなしていないので、もっとデータの作り込みをしていきたい。例えば、点群データを活用し、現場での構造物との取り合い等の見える化を図り、ミスのない確実な施工を可能にし、若い技術者たちにかんたんに取り組めるスマート施工を目指したい。そして若い技術者の発想力を、十二分に活かしてモノづくりの愉しさを感じてもらいたいですね。
現場を楽にしてもらいたい
「快測ナビ」+「杭ナビ」で現場作業を大きく変えて、現場で働く全員が3D施工データを使用するメリットが享受できるような機能を搭載してほしいです。これからも現場でのアイデアをどんどん考えますので、画期的な計測ツール「杭ナビ」とそのスピードを生かすソフト「快測ナビ」で現場を楽にしてもらいたいです。